10thKACノスタルジア部門を終えて
前回の記事からほぼ1年が経ちました。お久しぶりです。yukitaniです。
コロちゃんのせいで何度も延期を繰り返しましたが10thKAC、無事に開催できて本当に良かったです。感染者数がかなり落ち着いていた昨年12月のうちに開催できればベストでしたが出場者やゲストの都合を考えると仕方ないのかなと思います。
KAC開催前某日
KAC運営からノスタルジア部門の解説をやって欲しいとのご依頼が来ました。ムムッ?この役は通例なら補欠の人にお声がかかるはずでは…?と思いながらも貴重な経験となるので二つ返事で引き受けました(この時点では私も銀座の会場へ赴く運びでした)。
ところが開催数日前感染症対策のため、ゲストはほぼ全員リモートでの出演に。俺の自慢のグリーンバックが火を噴くぜ。
KAC開催当日
選抜戦の結果が出る前に打ち合わせ。30分で5曲+ノスの追加イベントの告知という超タイトなスケジュールのため曲間のMCは極力短めにという方針で行くことになりました。演奏中の解説に重きを置く感じに。
打ち合わせの終盤に本選進出者と2人の自選曲が伝えられました。
リサイタル演奏:熱情Real、パガニーニReal
ベーシック演奏:アルストロメリアReal、幻想即興曲Real
いやぁもう殺意ビンビンよ(熱情とアルストは前回のKACで俺がボコボコにされた曲やし…)。
偉大なクラシック音楽家に肩を並べるTAGさん…そのうち音楽室の後ろの肖像画に並ぶ時代が来るかもしれない。
解説どうだった?
リモートだとヤバい。激ムズでした。私の発する言葉は会場の模様の映像よりも3秒ほど遅れて配信されるのでそれを意識しないと視聴者に伝わりにくい解説になってしまう。でもそれを意識すると頭が真っ白になってしまう…本当に難儀しました。パガニーニのポリリズム地帯の説明のタイミングは上手くいったんじゃないかな?あと「指先にショパンが宿ってる!」「お前の前世ショパンだったのかい!?」でウケが取れたのでよしとしましょう。「筋肉」という単語を使わずに筋肉をそれとなくアピールできたのは嬉しい。『筋肉でノスタルジア』は不滅なのだ…。
それにしてもDDR部門の解説を務めたgahouさんは本当に凄い。あそこまで曲や譜面の解説がノンストップで出続けるのはDDRを極めたからこそ+場数も相当踏んでいらっしゃる賜物だと思います。
今回のルールの感想
規模を縮小してしまった以上、ベーシックとリサイタルを混合させた今回のルールは致し方ないとはいえ、やはり部門別に開催して欲しいなぁ…と思いました。
前回の9thKACでは時間がかなり長引いてしまいましたが各々がリサイタルで魅せたい楽曲を発表し、手拍子が起こったりサンタ衣装で盛り上がったりなどとても善い空気だったと思います。
あと今回はファイナリストたち(選抜戦で負けてしまった人も含む)に時間的にも金銭的にもかなりの負担を強いてしまったと思います。当初の予定よりも攻略しておかなければならない課題曲が数倍にも膨れあがる形のルール変更は非常によろしくないかと。
BEMANIプロリーグが発足されて今後のKACはどうなるのか。はてまたノスタルジアはどうなるのか。ノスタルジアだからこそ女性部門も欲しいよね。そんなことを思いつつ私は明日天使の追放にボコボコにされてきます。
パワー