Uber Eatsをやってみた話

先月頭からUber Eatsの配達パートナーをやっております。何だかんだで約180回配達完了。

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■UberEatsとは?

お客さんがアプリ上で好みのレストランを選び、料理を注文する。そうするとレストランの近所にいる配達可能な配達パートナーに配達依頼が飛ぶ。配達パートナーはレストランまで料理をピックアップし、お客さんの元まで届けてUberから配達の報酬を得る…というサービス。デリバリーのシステムを持っていないレストランでも導入が容易。

 

■配達パートナーとは?

自前の自転車やバイク、または軽四で料理を配達する人。Uberに雇われている訳ではなく、あくまで個人事業主扱い。notアルバイト。Uberに仕事を依頼され、それを遂行して報酬を頂くという感じ。

 

■登録はどんな感じ?

web上でちゃちゃっと仮登録して、各エリア(私の場合は名古屋)の事務所を訪問して説明を聞いて本登録を済ませる感じ。1時間もあれば終わります。

 

■どんな人がやってる?

若い男性が多いけど50過ぎぐらいのおじさんもたまに見かける。女性はあまり見かけない。

 

■どの位稼げる?

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レストランから配達先までの距離が長い程報酬は上がる。大体1案件で平均400なんぼ円ぐらい(名古屋エリア)。画像で最も高い669円は2件同時配達して合計5.5kmぐらい。

11:30~20:00稼働で大体6500円ぐらい。リクエストが多かったり、ピックアップ先の距離が近い等運が良ければ1万円ぐらいにはなる。22時まで頑張ればもっと増えそうだけど体調とやる気との相談ですな。

因みに報酬は週払い。

 

■リクエストの多いレストランは?

圧倒的にマクドナルド。時間を問わずリクエストが飛んでくる。ただし、店が混雑していると通常客を捌くのに精いっぱいな為、ピックアップに時間がかかることもある(10分近く待たされたことも)。土日の昼時のマックは敢えて避けた方が良いこともあるかも…。

 

■自転車とバイクどっちが良い?

一長一短ある。下記にまとめます。

【自転車のメリット】

・走る場所、停める場所に困らない。

→一方通行逆走、歩道通行可なのは爆アド。邪魔にならなければどこに停めても無問題。

・短距離案件が多いため配達件数を稼げる。

→配達件数に応じて追加報酬が発生するので有利。

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こんな感じで追加報酬が発生することがある。

【自転車のデメリット】

・疲れる。ケツが死ぬ。

→6時間ぐらいでケツが悲鳴をあげます。あと坂道が多いとしんどい(昭和区は避けた方が良い)

・配達先まで3km以上あると時間がかかる。

→信号待ちや渋滞を考慮してもバイクには敵わない。

・飲み物代がかさむ。

→体力の消耗的に水分補給がマッハ。下手したらバイクのガソリン代よりもかかる。

 

【バイクのメリット】

・速い

→交通量の少ない場所であれば最強。

・自転車に比べて疲労が少ない

・1案件辺りの報酬が大きい

→長距離配達が多くなる割に時間も自転車と比べてかからないので爆アド

【バイクのデメリット】

・停める場所に困る(駐禁のリスク)

→ピックアップ先の前の道路が「駐停車禁止」だと焦る。(本山のケンタッキーなど)

あと大須の商店街内は無理ゲーなので依頼を受けないのが吉。

・渋滞、信号待ちのストレス

→めっちゃイライラします。冷静になれ冷静になれ…

・ピックアップ先がめっちゃ遠い所ばかりリクエストが飛ぶ

→3km以上はザラ。15分近くかかることも

・車両の維持費

→ガソリンやオイル代。しかし水分補給の必要性が自転車より低い為トントンかも。

 

バイク→自転車と経験しましたが、結局今はバイクに落ち着きました。スーパーカブゎ最強。

 

■失敗した案件

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・配達の遅れ

パートナー登録して初日の配達でやらかした案件。

GoogleMapが差したピンの位置がバグってて、マンションの入り口を探すのにも四苦八苦。5分以上余分にかかり低評価を食らう。

・商品の破損

飲み物がひっくり返ってしまった案件。

うっすい蓋1枚かつホルダー無しで渡してくるレストランもあるので要注意。クーラーBOXにタオルをぎゅうぎゅうに敷き詰めることで対策。

・配達メモを無視

完全に自分がやらかした案件。「到着したら事務所の前でSMSを送って下さい」とあったのにそれを失念して事務所のドアをノックして呼びかけ。お客さんは何も言わなかったがその後しっかりと低評価を食らってしまった。YURUSITE

 

■現金払い案件

基本UberEatsの注文はクレジット払いだが、現金で払うこともできる。

その場合は配達パートナーはその現金を一旦全額自分のものにできるが、報酬との差額をUberからカード請求される。

現金案件は地味に多いので(多いときは1日の7割が現金払いだったりする)、めっちゃお財布に現金が貯まります。

これのせいでUberから実際に振り込んでもらった報酬は殆どないです。むしろUberに結構な債務を抱えてる度し難い状態に(笑)

 

■ストレスフリー?

人間関係のストレスは全く無いです。嫌な上司や同僚も存在しないのは爆アド。

そして何よりも「嫌な要素を翌日に持ち越す」ことが無いのは最強です。

 

Uber専業で食える?

楽ではないけど可能。ただし、完全に自分の頑張り次第になるので月20万円以上稼ぐモチベを保てればの話。創作やってるフリーランスが副業としてやるのが理想の形かも。ただし、生かすも殺すもUber次第のためそこのところは心に留めておきましょう。