ピアノコンサート『ノスタルジアRealRecital』にゲスト出演した話
ピアノをモチーフとした音ゲー『ノスタルジア』を題材にしたピアノコンサートが3月2日銀座のヤマハホールで行われた。
チケット販売日に10分程出遅れて完売。当初は「しょうがないか~。まあ東京行くの交通費結構かかるし今回は諦めるか…」と思っていた。
ところが、開演の3週間程前に「リサイタル部門優勝のyukitaniさんに是非ゲスト出演をお願いしたく…」とのメールが届いてて思わず「は?」となってしまった。
仕事のスケジュールが既に決まっていたが仕事を2時間程早退して夜行バスで日帰りで行けば出演できることが分かったので快諾。まあ本物のピアノがそこまで弾けない自分がコンサート会場、しかもヤマハの銀座ホールという豪華な舞台に立てる経験は2度とないだろうと思ったので職場に頭を下げましたよ。
ツイッターでいつ自分がゲスト出演することが告知されるのかワクワクしてたけどコンサート当日になっても告知がなく、「まさか自分はサプライズゲストなのか!?」と確信。
コンサート当日。夜勤明けなのでコーヒーやエナドリをかきこんで銀座に赴く。
高級な街、銀座だけあってヤマハの建物も物凄くオシャレ。
関係者専用口から入ってヤマハの担当者さんに挨拶。楽屋に案内される。
yukitani「もしかして自分ってサプライズゲスト扱いなんですか?」
担当者さん「そうです笑」
事前に知らされてたとはいえ個室ってマジかよ…
後ほど同じゲスト主演者のred glassesことゆーじさん、m@sumiさん、KONAMIコンポーザーのwacさんとKAC以来の再会のご挨拶。
ピアノ奏者の事務員Gさんのリハーサルを4人で鑑賞し、楽屋で4人集まり雑談タイム。コンポーザーならではの話をたっぷり聞くことができ、非常に有意義な時間だった。
お三方に名刺を渡すことができたので思い残すことはない(^ω^)
「本物のピアノとノスタルジア筐体との連弾」ということで舞台には筐体が…!
ヤマハの担当者さん曰くコンサートホールにゲームの筐体が乗るのは史上初とのこと。まさか自分がその第1号になるとは思わなかったのだよ。
んで、事前に頂いた企画書ですらやる曲の内容は「未定」、連弾の方法も知らされておおらず、リハーサルにてようやく全容が判明。
このコンサートの為だけに用意された譜面であり、ピアノを弾くパートは何も降ってこず、逆にゲームが演奏するパートはピアノは弾かない。つまり”掛け合い”である。
事務員Gさんも初めての試みなのにBGMとテンポを合わせて弾けるのは流石であった。
曲名は「少年と少女のためのラプソディア」。ゆーじさんとm@sumiさんの合作である。両者曰く、めっちゃ早い段階で曲名を先行で提出、制作スケジュールもカツカツでかなり大変だったそうな。しかしこの短期間でここまでエモい曲を書けるのは流石としかいえない。
本番が始まり、リチェルカが終わった後ついに自分の出番。
事務員Gさんの「yukitaniさんとred glassesさんとm@sumiさんに登場して頂きましょう!」の「yukitaniさ…」の時点で歓声が上がったとき、「え?マジ?ちょっと泣いてもいい??」ってなったのはここだけの話。
ゆーじさんma@sumiさん曰く「yukitaniさんに対する歓声がでかすぎて自分の出るタイミングが分からなかった笑」そうな。恐れ多過ぎる...
連弾企画は大成功。事務員Gさんと固い握手を交わし、公演も無事終了。
コンサートの打ち上げに短時間ながらも参加。猫叉masterさんとTAGさんが普通に参加しててびっくらこいた。もちろん個人的に挨拶をさせて頂きました。貴重な体験だなぁ…。
ノスタルジアランカーKOUさん主催の打ち上げにも参加。多くの人に温かく出迎えられて本当に嬉しかった。KACで司会をしていた呉圭崇さんも打ち上げに参加されており再会の喜びを分かち合う。呉さんもおっしゃっていたが是非ノスタルジアのイベントをいつかやりたいですね(^ω^)
帰りの終バスは夜勤明けの疲れやらが相当溜まっていたようで消灯後に爆睡、名古屋に着くまでほとんど覚めず夜行バスガチャでSSRを引いた気分。やったぜ。
※事務員Gさんはウェブ上では顔出しNGなのでめっちゃのけぞっています。
二度とない経験を味合わせてくれたKONAMIとヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスに感謝…!
またノスタルジアのリアルリサイタルが開演されることを心より願っております。